2016/10/02 視察研修
2016.10.02
昨日は幹部リーダー一同で視察研修に行かせて頂きました!
向かった先は愛知県北設楽郡東栄町の山間に拠点を構え、全国で公演活動を行っている和太鼓集団「志多ら」です!今回の研修は常日頃から浜島常務が言われる「プロ意識の向上」を目的に行われました!職種は違えど本物のプロの姿勢を目の当たりにし、少しでも感じる物を持ち帰ろうと、太鼓打ちとも呼ばれるプロの奏者達の稽古を見学させていただきました!
志多らの皆様は10代~20代を中心に活動されているとの事で皆ハキハキとされていました!研修生の方達にもお話を伺いましたが、皆プロの奏者になるという意識を高い次元で持っておられると感じました!目的が明確だからこそ進むべき道、やるべき事も明確に見えているんだと感じさせられました!
挨拶を終え、早速稽古を見させて頂きました!最初の曲から全員釘づけになりました!プロの演奏する和太鼓の迫力、一人ひとりの力強い動きに見入りながらも「何か」を掴もうと私達も目を輝かせていました!
続く曲では見事に鍛え上げられた上半身を披露しながらの演奏でした!見ている側も稽古と言う事を忘れてしまう程の迫力でした!奏者が「稽古だから」と言う気持ちでは打っていないからこそ、こちらもそう感じたのではないでしょうか。本番と練習の境界線が見えません。まさにプロの稽古でした!
演奏を終えた途端、すぐさま修正の指導が入りました!驚くべきは物凄く細かい所まで全員が徹底してこだわっている事です!修正に修正を重ねより良いものを創り上げて行く。職人に似た感覚を覚えました!
続いては研修生も交えての稽古が始まりました!延々と続くのではと思わされる程ひたすら太鼓を打ち込みます!長い時は一時間以上も打ち込み続けるとの事でした!そんな中でも息を合わせ、力強い音を奏でる。ここでも又、プロの稽古を目の当たりに致しました!
その後は実際に太鼓をたたかせて頂きました!全員でバチを握って簡単なリズムに合わせての演奏でしたが、思った以上にバチの跳ね返りが強く、大きな音を出した時はしっかりと抑え込まなければと感じました!たたくのでは無く「打つ」!奏者の皆様の腕が太い理由も納得できます!
その後の質疑応答では多くの質問に応えていただきました!答えの中に「生活即舞台」と言う言葉が出てきました。日常の過ごし方が舞台上に出てしまうと言う考え方です!やはりプロと言うのは仕事と日常を切り離す事なく、常に自分を高めようと生活レベルにまで落し込んでいる人達の事を言うのだと感じました。プロとしての心構え、普段の生活での取組みなど、とても多くの学びを与えていただきました!
今回の視察研修を快く受入れて下さった志多ら代表の西谷まゆみ様を始め、素晴らしい稽古を見させて下さったメンバーの皆様に感謝です!本当に有難うございました!
和太鼓集団 志多ら